一回、かなりの力作を処理落ちで消されてしまい、テンションダウンですが、懲りずに書きます。
大会についてです。
まず、自分は最近のフリースタイルフットボールシーン全体が「大会至上主義」に傾いているのが好きではありません。
フリースタイルフットボールのそもそもの成り立ちがサッカーなどのスポーツや、ブレイクダンスなどと違い、勝敗を決めるためにできたものではありません。
だから、大会での勝敗基準は未だに曖昧なままです。
1番上手いやつが勝つのか。1番観客を沸かせたやつが勝つのか。(これについては長くなるので今回は書きません)
元々はサッカープレイヤーが自分のテクニックを誇示するための技術を、見ている者も楽しめるようにしたものがフリースタイルフットボールだと思っています。
なので、自分の考えではフリースタイルフットボールの究極の楽しみは2つ。
「見てる人が楽しくなるようなやり方で、自分の技術を自慢しまくる。」
「自分の上達を楽しむ。」
特に一つ目は、パフォーマンスでも、ショーケースでも、デモンストレーションでも、バトルでも、コンテストでも、映像作品でも、はたまたJAMでも、練習でも同じだと思います。
色んな方法、場所、場面で見てもらう時にどういう見せ方が1番自分の技術を誇示できるのか、またそれを見て楽しんでもらえるのか。
それを少し考えてみると上記のフリースタイルフットボールのアクティベーションがもっと楽しくなると思います。
と、いうことで自分が大会に出る時は、勝負に拘る以前に、
その勝負を見てる人が楽しめるか、というのを考えています。
大会にも色々あって、場所によって、シチュエーションによって、
バチバチに勝負を意識したバトルのほうが盛り上がる、カッコいい時もあるし、フレンドリーにお互いニコニコしながら技術を競った方が気持ちよく観れる時もある。
もちろん、同じ大会でも予選と決勝では見せ方が違ったり、自分のキャラに合った見せ方もあります。
勝負に拘る以前に、見てる人のことを考える。
と、書きましたが自分はもちろん常に大会に出る時は勝負を意識しています。
何故なら、真剣勝負が一番見ていて楽しいし、ベストを尽くさない勝負はエキサイティングではないと思っています。
その、真剣勝負にも、色々なやり方がある、と思います。
と、いうことで長々と書きましたが、一番自分がこの記事で言いたいことは、大会という形式ですが、参加者が各々のベストを尽くすことによって一つの大きなエンターテイメント作品をみんなで作り上げましょう!
2008年のRBSS日本決勝、新宿Faceの出場者控え室で同じようなことを言って、みんなで円陣組んだのをよく覚えています。
みんなでフリースタイルフットボールの世界を盛り上げようぜー!
実力に不安があり、RBSS出場を迷っている人へ。
実力なんて関係なく、ベストを尽くす人間の演技に心を動かされる人こそいれど、笑う人間なんていません。
少なくともボールを蹴る仲間たちにいるとは自分は思っていません。
RBSSに出ることによって損することなんて一つもないし、
二年に一度のお祭りなので、せっかくなので参加しましょう!
二ヶ月前に始めて、アラ、レグオバ、クロオバしかできない足立も参加するし!
ってことで長々と失礼!
とにかく楽しみましょう!
個人的な意気込みはまた今度書きます!
【関連する記事】